2008年03月18日

意外なメディアにまっとうな記事

水俣病の記事というのは、熊本ではどこかの新聞に載らない日はないんですが、一歩熊本を出ると読む機会がほとんどなくなります。
なので海外のメディアが「いまだに解決されない日本の水俣病」と取り上げたりすると、「え、なにそれ」みたいな反応が返ってくるわけです。ほとんど国辱モノ。

というわけでかどうかは分かりませんが、意外なメディアに水俣病の記事が載りました。
http://www.mil-box.com/
これ、「防衛ホーム」っていう自衛隊の新聞です。
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ラベル:水俣病 自衛隊
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2008年03月17日

会費制じゃないパーティ

仕事関係でおつきあいのある、某美術団体のパーティに呼ばれて行ってきました。
人見知りする性格なので(うそだ!と思った方、本当です)、パーティの類は苦手ですが、仕事とあれば仕方ありません(などと言いつつ、本当は記念品として全員に配られる出席者のイニシャル入りの肥後象眼が欲しかったとは口が裂けても言えません)。
ただ、直前になってハタと気づきました。
手ぶらで行っていいんだろうか?
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2008年03月14日

疲労回復

くたびれ果てた昨夜11時過ぎ、仕事場を後にして晩飯を食べに出かけました。晩飯って言う時間じゃないですが。
行き先はこんな時間でもちゃんとしたものが食べられる小料理屋さん。私と同年配の料理人、宮本さんがやってる小さなお店です。
私の顔見るなり宮本さん、「疲れてますねえ」。

まずはビール。突き出しは馬ひも(あばら肉)の燻製バルサミコソース、筋子、キンカン。
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2008年03月12日

明日への遺言(続)

今回は映画の内容・結末に触れています。未見の方はご注意を)。

映画は、空襲の歴史についてドキュメンタリー・フィルムから始まります。
かなり長いうえに、竹野内豊のナレーションがあんまりと言えばあんまりな出来で、よく耳に残らない。あのたどたどしさから実直な雰囲気を生み出したかったんだろうなと思うんですが、それにしてもたどたどしすぎる。ニュースアナウンサーが言うところの「原稿の意味、わかって読んでる?」ってやつです。
ですが、要するに戦略爆撃について問題提起したいんだなということはまあわかります。

そして紹介される「事件」。
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ラベル:明日への遺言
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2008年03月09日

追悼・広川太一郎さん

本来なら「明日への遺言」の続きなんですが、広川太一郎さんの訃報が届きました。
まだ68歳。がんだったそうです。

広川太一郎さんといえば、ロバート・レッドフォード、ロジャー・ムーアなど正当派2枚目をこなしつつ、マシンガントークのギャグ満載コメディも得意とする方でした。
ただ、俳優出身の声優にはこうしたケースは珍しくありません。メジャーなところでは山田康雄もそうですし、「ヤマト」の古代進や「ポワロ」のヘイスティングスなど2枚目キャストの印象が強い富山敬も、「ちびまる子ちゃん」の友蔵など思いがけない役柄で登場して楽しませてくれました(そう言えば富山敬もガンでの急逝でしたな)。
こうしたことは、TVの洋画劇場の初期に俳優としても一流の舞台役者たちが多数協力したからこそのことで、彼らのサービス精神あふれるエンターティナーぶりが日本の「吹き替え映画」を世界に例のないジャンルに育て上げてくれました。
その中でも広川太一郎の特異なキャラクターぶりは際だっていました。
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ラベル:広川太一郎
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2008年03月07日

明日への遺言


映画好きが高じて、2年ほど前、自宅に110インチのホームシアターを作りました。
といっても専用の映画ルームなんかではなくて、サンルームリビングみたいな少し広いスペースを利用してプロジェクターとスクリーンを置いただけなんですが。
そういう場所なので昼は当然観られません。夜だけ。
その程度でも、最近は100インチくらいの試写室みたいなシネコンもありますから、結構満足してみているんですが、弊害が一つ。

映画館にあまり行かなくなった。

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ラベル:明日への遺言
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そして謎は‥‥楽天シリーズその4


楽天側が言うように、「同じカード番号で決済できたり決済できなかったりすること」が果たしてあり得るのか、カード会社に電話してみました。
応対してくれた人は、前回問い合わせたのは違う人なので、これまでの経緯をまず説明するのが何とも大変だったのですが(というか、説明することを考えるだけでうんざりしたんだけど)、とりあえず事態を理解してもらいました。
で、結果から言えば、その答えは「ある」ということなんです。

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2008年03月06日

謎が謎を呼ぶ 楽天シリーズその3

さてさて、最近私を悩ます、というかいい加減うんざりしてきた楽天シリーズですが、返事が来ました。都合やりとり7回目。ですが、内容を見ると、今回はようやくちゃんと調べてくれたようです。
ただ、今回は非常に驚きました。

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2008年03月04日

ナイトキャップ・スペシャル

熊本の街の魅力の一つは料理がうまいと言うこと。
要は「水がうまい」→「素材がうまい」→「料理がうまい」というシンプルな方程式がベースにあるわけですが、この式に代入する変数として、「料理人の腕」があるのはいうまでもありません。
熊本に限らず、概して九州というのは食いしん坊な人が多いように感じます。
「食い物なんか口に入ればなんだって同じ」という人は、少なくとも私がこれまでに会った経験では圧倒的に首都圏の人が多かった。まあそれは、「何だって同じ」ような「食い物」が街にあふれているせいなんだけれど。
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2008年03月02日

母ちゃん見てるか、のさっとるぞ

水俣病患者で語り部の杉本栄子さんが2月29日ご逝去されました。
3年前に胃ガンが見つかり、手術したのですが、その後別のガンも発見。去年からの闘病生活の末、なくなりました。まだ69歳でした。
葬儀が昨日、水俣市で行われ、私も行ってきました。
雲一つなく晴れ渡れ、水俣の海から空に青い色が抜けていくような気持ちのいい日でした。

葬儀には数百人が参列し、会場に入りきれなかったため、急遽扉を開けて外にもいすを並べる状況でした。
式の前の時間を使って弔電が読み上げられたのですが、最初の一通目がずいぶんと長い。続きを読む
ラベル:水俣病
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2008年02月29日

続・楽天さん、ちゃんと読んでよぉ

楽天を巡る一件の続きです。
カード会社にも問い合わせ、その結果「カードナンバーが変わっていた」という返事をもらい、でも楽天に変更履歴は残っていないという、どう考えても楽天のカード管理がおかしいよ、なんでこんなことになったの、というメールを楽天に送ったところまでが前回でした。
今度は3日後、返事が来ました。
この怪現象(?)、なんと説明するんだろうと興味津々メールを読んで、再び仰天。
まさに文字通り天を仰ぎました。
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2008年02月24日

楽天のカード管理はどうなっているのか?

どうにもこうにも腑に落ちないことを今回は書いておきます。
楽天をめぐって最近おかしな経験をしたのです(というか進行形)。

今月16日、楽天の、とあるショップで買い物をしました。
支払いは楽天に登録してあるクレジットカードです。
ところが翌日、ショップから「登録カード情報にエラーがあった」ということで決済できなかった旨のメールが来ました。
私も心当たりがありませんから、まず、楽天の登録カードを確認しました。
すると、カード番号が違っていたのです。カード番号は一部しか表示されていませんが、表示されている部分でも、末尾の数字が違っています。

で、すぐに修正して登録しなおし、ショップに連絡するとともに、楽天に問い合わせをしました。
普通考えられないことですので、何らかのシステムエラーか何かだと思いますが、ひょっとしたら悪意ある第三者が介在している可能性もなくはありませんし。
まあ、「それはおかしいので調べます」くらいの返事が来ておしまいだと、そのときは簡単に考えていました。

ところが、楽天から全く妙な返事が来たんです。
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ラベル:楽天
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匂いとセックス、そして映画(続)

今回は映画の内容に詳しく触れています。映画を観る前に内容を知りたくないという方はご注意を。

まず映画は、主人公が死刑判決を受けるところから始まります。
裁判所の外は大群衆が取り囲み、主人公を死刑にしろ!ぶち殺せ!と口々にののしっています。
一体何があったのか──。
有り体に言って、こうしたオープニングはよくあります。
ただ、目を引くのはそのデティールです。群衆シーンも裁判所のセットも実によくできている。かなりの部分をCGで補っているようなんですが、一目見た印象では細部の詰め方、たとえば石が濡れた感じなど非常にリアルです。
これはこの後さらに効果を発揮します。
映画は、主人公がこの世に生を受けたエピソードを描写します。
18世紀、世界でもっとも悪臭漂う都市と言われたパリの、さらに悪臭の詰め込まれた場所、腐りかけのタラなんぞが平然と並んでいる魚市場。続きを読む
ラベル:パフューム
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2008年02月20日

匂いとセックス、そして映画

あまり「日本人は○○だけど外国人は××だからね」なんていう単純化しすぎた言い方は好まないのですが、それでもそう言わざるを得ないものの一つに「体臭」があります。

「日本人は体臭を気にするけど、外国人はむしろ好きだよね」。

まあ、日本人の体臭嫌い、体臭を気にする傾向は今更説明するまでもないでしょう。
試しにグーグルで「体臭」を検索してみると、ズラリと並んでます。
「体臭にもう悩まない」「体臭予防」「40代からの体臭対策」「体臭ケアのポイント」……。
とても全部見ることはできませんが、おそらく447万件のヒットのほとんどはこうしたもので、体臭を肯定したものは少なそうだと推測できます。

では外国人の場合はどうか。
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2008年02月17日

「男の自画像」(続)

ロバート・レッドフォード主演の映画に「ナチュラル」という作品があります。
将来を嘱望された天才少年ピッチャー。大リーグの目にとまり、意気揚々と田舎を後にします。落雷を受けた庭の木を削って作った「サンダーボーイ」と刻印を押したバットを持って。
周囲からも天才と騒がれ、高額の契約金をもらい、デビューを待つばかりの中、天狗になった彼は、田舎にいる誠実な彼女を裏切ります。その結果、ある事件に巻き込まれ、選手生命を絶たれるのです。
それから20年。ひとりのおっさんがプロテストに現れます。どこからどうみたって盛りを過ぎた無名のオヤジ。周囲があざ笑う中、打席に立つ男。手に持ったバットには「サンダーボーイ」の焼き印が。その一振りは周囲を沈黙させるに十分でした。
突如現れた強打者オヤジに周囲は驚きます。しかし彼はこれまでどこで何をしていたのか?疑問に思ったひとりのスポーツ紙の記者が周辺を嗅ぎ始めます。実はこの記者、20年前に彼と出会っていたのですが…。

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2008年02月14日

追悼 ロイ・シャイダー

本来なら「男の自画像」の続きのはずなんですが、悲しい知らせが飛び込んできました。
ロイ・シャイダー氏が死去したというニュースです。
予定を変更して、この個性派俳優の追悼を少しばかり。
たぶん市川昆監督の死去を悼む記事やブログの方が圧倒的でしょうから。

死去を知らせる新聞記事はどれも小さな扱いでした。
まあ当然です。90年代以降は特にこれという主演作もなく、アメリカ本国はともかく、日本ではスターだったとは言えないでしょう。
演技派ではありましたが、名優とまでは行かない。アクションもそつなくこなしましたが、全く持ってアクションスターではない。では中途半端な俳優だったか?

いえいえ、この人ほど「存在感のある」映画俳優はなかなかいないでしょう。
「存在感のある」と「」をつけたのは、ただ存在感があるだけならいっぱいいるからです。要するに何らかの目立つ条件を備えていれば。スタローンだってシュワルツェネッガーだって勝新太郎だってトム・クルーズだって存在感はあるわけです。
でも、ロイ・シャイダーという人は、目立つ条件を何一つ持っていないのに存在感を振りまくことが出来た俳優でした。
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2008年02月13日

男の自画像

柳沢きみおといえば、最近ではすっかり「特命係長只野仁」の原作漫画家として知られて…いるんだろうか。ドラマはほとんど原作と離れているみたいだし。原作の連載はいつの間にか終了しているし。原作に(一応)残っていた影の部分なんてドラマにはかけらも残ってないみたいだし(歯切れが悪いのはドラマをあんまりみてないからです)。
まあ何にしても、柳沢きみおがラブコメのルーツであることも、少年漫画誌の黄金時代に3誌(「ジャンプ」「マガジン」「チャンピオン」)に同時連載していたという前代未聞の人間離れした漫画家だったことも今ではほとんど忘れられているようです。
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ラベル:柳沢きみお
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2008年02月11日

くさみのない役者

以前お知らせした沖島勲監督の最新作「一万年、後・・・・。」の上映会&トークライブが無事終わりました。
心配した収支もなんとか黒字に終わり、めでたしであります。
沖島さんの体調もはじめは心配事の一つでしたが、むしろ大学で教えていた頃より元気になった感もあります。まあ、監督自身を投影した映画の主人公が糖尿病で死んだという設定なので、周囲が余計心配したところが大きいんですが(「新作は遺書じゃないか」なんて声が上がったりして)。
上映会の後は、某アングラ飲み屋で打ち上げ。沖島さんの教え子もわらわらやってきて、一時は20人くらいしか入らない店に20代から70代まで30人以上がおしくらする大盛況ぶりでした。

トークライブも楽しかったのですが、やはり酒が入ると熱の入り方が違います。
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2008年02月07日

ボディ・アタック!

子どもってのは「運動が好きな子」と「嫌いな子」に分かれるものです。運動会が近づくとわくわくするタイプと、元気がなくなってくるタイプ。
ちびでやせっぽちだった私は、後者でした。どうにか人並みの身長になった中学・高校と進んでも、運動会は好きになれなかったなあ。
転機がやってきたのは学生時代。大学でアイスホッケーをかじってあの肉弾戦の爽快感が忘れられなかったり、スキーに熱中したり(南国出身のくせに)。
仕事に就いてもスキーは続けていましたが、年に数回では運動とはいえません。
30の声を聞く頃、これではいかんと一念発起。プールに通い始めました。
最初は25メートル泳ぐと沈んでいたものの、継続は力なり。今では2キロ前後はノンストップで泳げるようになりました。

不規則な生活なので、「続けるのは大変かなあ」と思っていたのですが、面白いもので水泳の後の方が体が楽なんですね。徹夜明けとかでくたくたの時に、1キロくらい流して帰るとすっきり。体のくすみみたいなものが消えるような気がします。

ところが昨年末、ちょっとけがをしたり、今年はいきなり高熱出して寝込んだりと、2ヶ月ほどプールをさぼっていたらてきめんに来ました。体重増。
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ラベル:ダイエット
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2008年02月04日

女王国の城

「本格ミステリー」というと、推理パズルの権化みたいな印象を持っている人も多いようです。「密室」だの、「アリバイ崩し」だの、果ては「首を切断した意味」だの「メタ本格」だの、ちょっと普通の読者を寄せ付けない気配が苦手という感じでしょうか。
かくいう私もこのジャンルに手を出す前はそういう先入観があったんですが、読んでみると大違い。これほど読書好き、本マニア心をくすぐるジャンルも珍しい。
よく文芸賞の選考委員が言うところの「人間が書けていない」というのは、何を指しているんでしょうかね。キャラがパターン化されている、深みがないなんていいますが、どうなんでしょう。
 このところ純文学で大流行の「コミュニケーション不全」パターン。ほら、主人公がうまく周囲と関係を結べなくてうだうだしているうちに、似たような(または正反対の)人物と知り合って、どうでもいいようなことがいくつか起きて、「こういう私ってちょっといい感じ?」みたいな心境に到達する、って小説ばかりよりは遙かにパターン化されていないと思いますが。

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ラベル:有栖川有栖
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