2008年12月16日

冬の山歩きリターンズ

かずら細工の作家さんに付いて久しぶりに山に登った。
バッグなどに使うかずらは今が旬、というのはおかしいけれど、この寒い時期がいいらしい。つるに水をあげず成長が止まるので、堅く弾力のあるかずらが採れるそうだ。
ちなみにかずらの蔓というと木にぐるぐる巻き付いたのを想像するけれど、あれは癖が付いて使い物にならないとのこと。地面を這っている真っ直ぐなものがいいというんだけど、この季節、落ち葉の下になっていてまったく分からない。でも作家さんは次々に見付ける。すごい。

それにしても久しぶりの山はいい。この季節の山はよく晴れた日でも空気がひんやりしていて森の匂いがすうっと身体に入ってくる。
でも気をつけないとすぐに日が暮れる。
冬だから日が落ちるのが早いのは当たり前だけれど、山はもっと早い。驚くくらいに早い。
昔、四国の山に仕事で登っていたら、頂上付近でもう日が傾いている。山の中で日が落ちたらお仕舞いだ。動くことができなくなる。山をよく歩く人には当然のことだけど、普段町で暮らしていると夜がこわくなくなる。日が暮れたって何とかなるさと思っている。それが油断だ。山の中で日が暮れると絶望的に暗くなる。
日が暮れた瞬間、あんまり暗いのでびっくりする。で、すぐに恐怖が襲ってくる。生身の人間が森の中に一人きりでいる不安。小さい頃、真っ暗な階段の前で足がすくんだ時のような暗闇の怖ろしさ。
一度そんな経験をしたので(遭難はしなかったけどね)、そのときも慌てて駆けるように山を降りた。

今回はもちろんそんなことはなく、のんびりした昼閧フ山歩きだったけれど、少々険しい崖を降りているとそんなことを思い出した。
最近デスクワークが増えて身体が不満を漏らしているみたいだ。
「ちょっと危なくてもいいからさ、昔みたいに山に登ったり崖を降りたりしようよ」って。



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2008年12月10日

骨折り損

左手を骨折してもうすぐ一週間。
不便だ。予想を超えて不便だ。
子どもの頃左利きを中途半端に矯正された結果、ペンと箸は右だけどそれ以外の日常生活はほとんど左でこなしている。
尾籠な話で恐縮だが、意表を突かれたのがトイレ。
今までおしりを拭いていたのが左手だったと初めて気づいた。右手だとどうにもうまくいかない。初めて一人でトイレに入ったガキみたいだ。
そして力が入れられない。折ったのは左手小指の付け根で、大して関係ないだろうと思っていたのに、例えばペットボトルのふたを開けるとか、コンセントを抜く、という作業の時、左手に力を入れると相当の力が小指にかかっているのがわかる。
あと意外なところでは、上着を着る時。
この時期革ジャンとかコートとか厚手の上着を着るけれど、これがどうにも着づらい。無理するとかなり手に響く。
PCのキーボードを叩くのは、覚悟していたけど、かなり面倒だ。
右手がブラインドタッチで、左手は指一本、というか実際は親指、人差し指、中指の3本で打つ。時々薬指も使うけど、ポジションによってはギブスを巻いて巨大化した小指が触れて激痛が走るので要注意だ。左手首全体を動かして打つ。
何にしてもタイプミスが頻発するし、普段の3倍くらい遅いのは間違いない。1日キーボードを叩いている仕事には相当のストレス。
風呂やシャワーは想像通り。左手に被せたビニール袋を、病院の帰りに百円ショップで買ったヘアゴムを被せしばる。でも今まで体や頭を洗っていたのは左手だったのでやっぱりうまく洗えない。

そして自転車。左は後輪ブレーキを操作する重要なサイドなので、小指を外してハンドルを握るんだけど、段差を通るとその衝撃が小指を襲う。歩道と車道の数センチほどの段差でもそれはそれは大変な威力である。
だから、「あ、段差だ」と気がつくと左手をさっと上げる。段差をやり過ごして再びハンドルを握る。見た目ものすごく間抜けである。段差がない歩道はすごく嬉しい。
手をケガしてバリアフリーに目覚めてしまった。
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2008年12月09日

悪臭がする人間たち

非常に不快になったニュースがあった。
日本経団連の御手洗会長が昨日会見をした。
その中で自分が会長を務めるキヤノンの大分が1000人の派遣切りを行うという報道について「誤解されている」と言ったという。「広報に説明させる」と言って本人は姿を消したが、広報曰く「1000人削減を決めたのは派遣会社で、キヤノンは「事業を縮小する」と派遣会社に伝えただけ。だからキヤノンは1000人派遣切りを決めたわけではない。決めたのは派遣会社」──。

こう言うのを「寝言」という。
じゃあ派遣会社が1000人切るのは忍びないからって誰一人解雇しなかったら発注元のキヤノン様は「良きに計らえ」って認めるのかね。悪いのは派遣会社なのか?「派遣切り」の次は「派遣会社切り」ですか。
こんな人間が大企業の社長を務め、大企業が一杯集まった組織の代表を務めているのである。
それもあろうことか、経団連会長の記者会見というこれ以上ないくらいのオフィシャルな場でこんな自らの責任を一切放棄したことを堂々と口にするのである。

最近「クズ」が増えたと思う。ここでいう「クズ」とは「自分の仕事に責任をまるで持たない大人」である。さらに「その事に本人はまるで気づいていない」、というより「本人は『自分の仕事ぶりはよくやっている』を思いこんでいる」連中である。
なぜ「クズ」かというと周囲に大変な害悪をまき散らすからである。生ゴミは周囲に悪臭をふりまく。
無責任な人ってのはもちろん昔からいたけれど、ただ昔は「責任感がまるでない人」が責任ある仕事に就くことはまずなかった。だから「無責任なヤツ」っていっても愛嬌もあったりした。少なくともクズではなかった。
ところが今は違う。責任感が必要な仕事でもあきれるほど無責任だ。これはもうクズとしか言いようがない。
代表的なのは安倍首相と福田首相の放りだしコンビだけど、政治も政治なら経済も経済。こんなのが指揮を執っているウチは景気回復なんてするわけがない。自分とこの社員も守る気がないのに他の企業なんて守るわけないじゃん。こんなこというとまた「誤解されている」と言われそうだな。広報が「派遣社員は社員ではありません。そう法律を改正したのは国ですから」とかね。
こんなのを頭に頂いて沈黙したままの他の大企業のトップもなんなんだろう。もう絶望するしかないってことかな。

それにしてもキヤノンって、メディアに間違って「キャノン」って書かれると広報が烈火の如く抗議をすることで有名だけど(ちなみに発音は「キャノン」が正解。なのに表記は「キヤノン」)、もっと是正するところがたくさんあると思うけどね。会長の頭の中とか。
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2008年12月03日

ひとり暮らし

訳あって現在一人暮らしをしている。
結婚前、10年以上ひとり暮らしをしていたので特に問題もないと思っていたのだが、甘かった。
まず部屋が寒い。
ペアガラスの防寒になれた体には冷え込んだ朝が辛い。フローリング(というかただの板の間)に直座りするので余計寒い。敷布を畳んで座布団の代わりにする。
天気の悪い日は、流しからなんだか下水の匂いがする。これは消臭剤代わりにリンゴを買って部屋に置いてよしとする。食べられるし。ビタミンCも補給できるし。
洋服類はエアコンのパイプにかける。かけるのだが、帰ってみると重みに耐えかねてか、まとめて下に落下していたりする。
ジョギングから帰って汗でぐっしょり濡れたTシャツは、シャワーを浴びた時に一緒にお湯で洗ってベランダに干す。割と近くにコインランドリーがあるのだが、洗い物の量が少ないし、かといって洗い物が貯まるまで待っていると汗でびしょびしょのTシャツだけが1週間も放置されることになってしまう。なので手洗い。
昨日、ジョギングの帰りに24時間スーパーでお総菜を買い、帰ってさあ食べようとして箸がないのに気づいた。コンビニで貰った箸くらいないかと探したが、ない。コンビニも近くにない。途方に暮れていると、箸があった。
ゴミ袋の中である。
数日前カップ麺を食べた時の割り箸だ。
透明ゴミ袋を開けて割り箸を取り出し、熱湯で洗ってタオルでごしごし。
では、いただきます。

エコだね。


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2008年11月23日

走るって楽しいのだと初めて知った

家の近くに新しいスポーツジムがオープンした。
今通っているジムに相当不満がたまっていたところだったから、一も二もなく見学&入会。
ビルそのものが新築だけあってきれい。マシンも最新型だし数も揃ってる。プールもぴかぴか。
なにより、温泉付きなのだ。露天風呂まである。サウナもあるしコールドミストもある。
これまで週に一度くらい仕事場の帰りに温泉に寄っていたけれど、これからはジムに通うだけで済む。うーむ、これでジム通いの頻度が高くなりそう。
長らくプール専門だったのだけど、いきなりスタジオのマスターズクラスに半年ほど通って強引に脚力を付け、少し走れるようになったのだ。
これまで少し走ると膝が痛くなっていて、スタジオのマスターズクラスでも最初の1か月くらい痛くて「こりゃだめだ、もうやめよう」と思いつつも続けていたら、3か月ほどすると痛みも消え、普通に走れるようになっていたという次第。
そうなると今まであきらめていた分、走るのが楽しい。まともに走った記憶は高校の頃くらいなので、少し慎重に時速8キロくらいで(まあ、走ってるとは言えないけどね)どれくらい走れるだろうとやってみたら、あっというまに3キロ走れてびっくり。1キロ以上なんて別世界の話だと思ってましたから、私。人生で1キロ以上走ったのは初めてじゃないだろうか。
昨日もラン3キロ&スイム1キロ。
若干膝に痛みがあるのが不安だけど、しばらく楽しめそう。

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2008年11月07日

手帳の手ざわり

きのうサントリーの広報の人と飲む機会があり、いろいろ楽しい話を聞いたんですが、そのうちになにやら紙袋を取り出した。
「紅灯さん、いい手帳、買ったんですよ」
言いながら2冊の手帳をカウンターに並べる。
内ポケットにすんなり入りそうないいサイズ。それぞれベージュとモスグリーンの上品な色。
「触ってみて」と促されるままに取り上げてみると、指先に少しばかり引っかかりながらもすらりと滑る気持ちいい感触が残る。思わず「あ、これ」と声が出る。
「でしょ、でしょう」と嬉しそうなサントリーのAさん。
「麻張りなんですよ、これ。今時なかなかないですよ」
うーむ、うらやましい。というか欲しい。だけど東京ならまあこんなのも手にはいるよな、と思いかけて「うん?」と気づく。今日買ってきたということは──。
「そうですよ紅灯さん、並木坂にある老舗の文具店で売ってるんですよ」
並木坂の文具店。創業明治39年、近藤文具店といえば、私の仕事場のすぐ近所ではないか。
「えー、こんなの売ってるの?」
どっちが地元かわかりゃしない。
訊くと、出張に来るたびまとめ買いしていくという。一冊600円。安い。
さっそくきょう私も買いに行きました。地元としては悔しいけど、欲しいんだもん。
明治からそのままのような(わけはない、と思うが)店内は、今時の文具店とは全く違う。和紙の便せん各種が平台で陳列してあったりする。ざっと見渡しても見つからないので、店の方に訊くと「ああ、麻のね。これです」。レジ横にありました。やっぱり人気商品なのかな。
Aさんがきのう2冊買っていったので、のこり3冊くらいしかなかったんですが、「最近値上げしたんだけどね、こっちのは前の値段で売ってたやつだから前の値段でいいよ」と550円で売ってくれました。Aさんごめん。
それにしても、今時自前で手帳を作っている「町の文房具店」って、どれくらいに減ってしまったんだろう。

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2008年11月03日

血液型で見る振り込め詐欺と大統領選

三連休最終日、相変わらずぶつぶつと仕事しつつTVを横目で眺めていると、「アサデス」でちょっと面白い実験をやってました。
「アサデス」っていうのは、九州朝日放送が毎朝放送している若い主婦層がターゲットの情報番組で、九州限定。
血液型がどうこう言っていたので、「またか」とうんざりしてチャンネルを変えようとしたら、なんだか様子がちょっと違う。
最初に道行く人や番組出演者に「血液型性格判断を信じますか?」と問いかけ、そのうち「信じる」と答えた人に質問する。例えば、「O型」と答えた人には「これがO型の特徴!」と題してO型の特徴をいくつか記したボードを見せて「いくつ当たってますか?」と聞く。でも実はこれ、本当は他の(この場合はO型以外の)血液型の特徴とされる項目を集めたもの。
ところがボードを見た人は「あ、当たってる!」と口々に○を付けていく。
この結果、実に100パーセントの人がボードを見て「当たっている」と回答したという次第。
ここまでならなんとなく聞いたことがあるようなテストだけど、さらに番組では、実験に協力した人に「実は嘘でした」とネタばらしをしたあとで、もう一回最初の質問をしたんです。
「それでも血液型性格判断を信じますか?」と。

驚くなかれ、結局実験の前と後でほとんど差は出なかったんですな。「信じる」と答えた人の数はほとんど減らなかったんです。
血液型占いが当たっていないということを身をもって経験したのに(それもかなり恥ずかしい方法で)、それでも信じ続けるというこの心理、大げさに言えば人間の心の闇の一端です。
私の周囲にも「ねえねえ、血液型何?」などと訊いてくる人たちがいて、その度に「頭悪く見えるからやめた方がいいよ」と答え、それでもしつこく「血液型占いは正しい」という人には噛んで含めるように「論理的に」答えていたのですが、その人たちが血液型占いを話題にすることをやめた気配は一向にありません。
それはなぜなのか、よく分かった気がしました。

よく「人は自分の信じたいことしか信じない」と言いますが、必ずしもこれは正しくない。例えば科学者や哲学者は自分の認識を含めて対象を疑うところから研究の第一歩が始まるからです。
しかし「自分が信じたいことしか信じない」人がこの世界において多数を占めているのは間違いないでしょう。いつの世でもそういう人たちが多数を占めるから少数派が迫害を受けるわけです。そうでなければ差別や迫害など起きない。
その「信じること」はもう論理でも何でもない。特定の血液型だからその人の性格を決めつける人は、オバマの政策がどんなに良くても「黒人だから」投票しない人とその構造は何ら変わりがないわけです。

そういう「論理」で動かない人は、「論理」で誤謬を指摘されても動じません。「だから何?」ってやつですね。
まさにこの心理を実地に金儲けに応用したのが振り込め詐欺だと思います。
金融機関の窓口で、行員などから「それは振り込め詐欺ですよ!」と1時間以上も説得されたのに結局金を、それも数百万円という大金を振り込んでしまったという話を最近よく聞きます。
その度に「なんで?」「バカだなあ」という反応が起きますが、その被害者の中では正しいのは自分で、間違っているのは行員(=論理)であり、「自分が信じてしまったもの」に間違いはないんですから矛盾はないわけです。ひょっとしたら、詐欺だと分かった後も後悔していない人もいるかもしれません。「お金は損したけど、本当の息子に何もなくてよかった」とかね。そういう人に「それは違う」と説明して納得して貰う自信は私にはありません。

ようやくブッシュの時代が終わろうとしています。
「ブッシュ後の世界」に淡い希望を抱いている私は、果たしてバラク・オバマがこの「闇」に勝てるのか、少し心配です。

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2008年06月21日

あすから韓国

なんですが、天気がなあ。
ビートルで海を渡るんです。
気象予報士さん、対馬海峡大荒れだっていってたなあ。

そこに鯨激突、なんてしゃれになんないし。

でもまあ、行ってきます。

はい、オフですので(苦笑)。
ラベル:韓国
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2008年05月25日

田舎暮らし

阿蘇から降りてきました。
いやー、やっぱり阿蘇はいいですね。大自然に包まれて。
眼前に広がる大カルデラ。見渡す限りの草原。滾々とわき出る湧水。
うーん、生き返る!

などと言っていたのはまあ、二日目まで。
三日も過ぎる頃になると、
「なんか、こう、あれですよねぇ」と私。
「そうですねえ、あれですねえ」とプロデューサー。
心なしか二人とも元気がない。
「やっぱりあれが恋しいですか」
「夜の街のねぇ、灯りがねぇ…」
「真っ暗ですもんね、ここ」と私。
大自然に洗われたすがすがしい心はどこへ行ったんだか。
まあ、私も「紅灯」なんぞ名乗っていますように、紅灯の巷をさまようことなく生きては行きません。

阿蘇で一仕事終えて、旅館に戻る。
飯もうまいです。阿蘇のあか牛、脂身が少なくこれぞ肉ってな感じで最高です。
お次は温泉。阿蘇の温泉、言うまでもなく最高です。
で、部屋へ。
……。
…………。
ああ、今ここにレモンピールを加えたスコッチのハイボールがあったら。
平たいグラスに注いだシメイ(青)があったら。
レモンも何も入れない、マイヤーズのソーダ割りがあったら。

でも外は真っ暗。漆黒の闇。
カエルがゲロゲロ。

「仕方ない、寝るか」
──消灯。
って、これが正しい田舎暮らしなんでしょうか?

最終日、くだんのプロデューサー氏との会話。
「ねえ、紅灯さん」
「はいはい」
「よくいうでしょ。仕事リタイアしたら第二の人生田舎で暮らしたいって」
「ああー、よく聞きます聞きます。はいはい」
「わかんないですねぇ、ああいうの」
「……。何考えてんですかねぇ、まったく」

街に着いた我々は、脱兎の如く紅灯の巷へ飛び込んでいったのでありました。
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2008年05月18日

出張準備

明日から山ごもりです。
と言っても、別に夏山に登るとか、修行にでるとかいうわけではなくて仕事です。
宿も民宿みたいなところで、当然ネット環境もなし。
なのでちょっとブログはお休みです。

私一人で、というのなら気も楽ですが、今回総勢50人の大所帯。せっかく山にこもっても気の休まるときもないんだろうなあ。

最近私的なことでいろいろ抱えているので、気分転換にはちょうどいいかもしれません。
5月の山の空気を思う存分吸ってきます。
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2008年05月06日

連休明けが締め切りなんて‥‥

おととし、水俣病の取材を一年間チームで続け、週1回のペースで放送した。そういう内容だから地味な番組だったんだけど、一部では評判も良くて90分の特番も2回くらい作ったりした。
さすがに終わったときは疲れ果てて、しばらくこの番組のことは考えたくないと思って放っておいたら、あっという間に一年以上経ってしまった。
すると「あの番組は放送しっぱなしなの?」という質問をあちこちで受けるようになってしまった。まあ、放送なんてそもそも「送りっ放し」と書くわけなんだけどね。
なんとかしなくちゃならんかなあと思っていたところに、このブログでも触れた杉本栄子さんの死去ということがあり、さすがにいい加減な私も本腰を入れることになったわけです。

ただ、50人の取材を文章にまとめると、単純に一人原稿用紙10枚と勘定しても500枚。本業抱えながらこれだけの枚数を一気に書くのは絶対に無理だと思って、どうしようかなあと悩んでいたところに、実にタイミング良く、某雑誌から原稿の執筆依頼。
で、これこれしかじかと相談したところ、じゃ、連載と言うことになったわけです。連載なら少しずつ書いて連載が終了すれば自動的にまとまった量の原稿が残るというわけ。
後は書くだけ、となったんですが、締め切りがあす。つまり連休明け。
枚数は100枚。
この連休は原稿書きに明け暮れることになってしまい、ようやく今日アップした次第。疲れた。
でも今夜は数年ぶりの友人が訪ねてくるので、これから空港へお出迎え。一仕事終えたし、うまい酒飲むぞっと。
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2008年04月17日

スイカの表と裏 その2

実は、携帯からブログを更新するなどということを私もちょっとやってみようと思って、前回試したんですが、なんだかあんまりよくありません。文章の調子もヘン。何より、えらく時間がかかってしようがない。面倒くさいし。「別人が書いたんじゃないか」なんてメール来るし。
うーん、携帯から更新すれば楽になるかなあと思ったんだけど。やっぱりやめよう。

ということで続きですが、スイカの表と裏って、本当にあるんです。
どこが表でどこが裏なのか。
青果の仲卸の人によりますと、「陽が当たってる方が表、あたってない方が裏」なんだそうです。
一瞬「?」となってしまいますが、スイカってのはでかいから、どーんと畑の上に転がってるわけですな。
一度場所を決めて居座っちゃうとなかなか動こうとしない。風が吹いたくらいじゃ微動だにしません。
すると、まるで一戸建ての家みたいに、日当たり良好な南向きの庭部分と、日当たりがよくないトイレか裏庭みたいな場所が出来るわけです。
だから、「陽が当たってる方が表、あたってない方が裏」。
かなり甘みも違うそうで、当然これは陽が当たってる方が甘い。

肝心の見分け方は簡単明瞭。
表側(陽がよく当たってた方)は、成長がよいので、裏にくらべて良く育っているそうです。
つまり、いいですか、表の方が「円周が長い」んです。
いやあ私、この歳までスイカってのはまん丸いものだと思っていたんですがね、実はゆがんでるんですよ。極端に言うと昔のimac(シースルーで一世を風靡した)みたいな。

これからスイカを食べるときは、是非、「表側を切って下さい」と頼みましょう。
「スイカのトロばかり食うヤツ」などと言われるかもしれません。
posted by 紅灯 at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スイカの表と裏

はい、そのまんまです。
世の中にはすべて表と裏があるものでございます。

何が表で何が裏なのか、それを判じることは難しいことでございます。
しかしこの世は表、恨みも表、それでは判じる神さんも大変というものでありますな。

ですから、当座の掟として表、そして裏、それを作ったとしてもそれほど問題でもあるまいなと。

「じゃあなにかワレ、すべてのものに表と裏があるゆーんなら、ホレこのスイカ、表と裏、見せてみらんかい!!」

これも話の当然の帰結というものでございます。

ぼてーっっっと転がってるスイカ。
これに表と裏があろうなど、誰が思いつくものなのか。

あるんです。
スイカに表と裏が。

青果市場の人が力強く言ってました。

「アンタ、知らんと?」

(普通知らん)

「こっちが表、こっちが裏たい!!」

(???)

「見りゃわかろうが」

????????????????????????
????????????????????????

わかりませんでしたが、スイカは食べました。
うまかった。

表と裏の違いは、次回に。
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2008年04月03日

江口司さんのこと

訃報というのはいつも思いがけないものだけど、こんなに思いがけなく訪れるとは思わなかった。
江口司さんの本業は看板業だ。
初対面の人には「シンナー中毒の江口です」と言って驚かせるのが昔は好きだったらしい。
二本の足で歩くのが大好きで、九州の山や海を訪ね、土地の人たちから話を聞き、写真に収める。いつしかそれは貴重な貴重な記録になった。
そして文化人類学者たちとの交流の中で、江口さんは自らの仕事は九州の人々の暮らしを記録するフィールドワークだと気づき、民俗学という分野に踏み行っていった。

江口さんは大変人なつこい人だった。人なつこいつもりだけの不作法な人間なら世の中にたくさんいるけれど、江口さんは年上にも年下にも態度の変わらない、本当に人なつこい人だった。
大変気前のいい人でもあった。それはそれは苦労して得た知識や体験でも、少しも惜しまずに人に分け与えた。酒やご飯をおごる人は多いけれど、かけがえのないものを人に与える人は多くない。だから江口さんには人に話すことがたくさんあったし、江口さんのまわりにはいつもたくさんの人が集まった。

江口さんは泳げなかったけれど海を愛した。九州脊梁と同じように海も好きだった。
だからその夜も釣りに出かけた。
それが最期だった。
翌日江口さんは浜に打ち上げられていた。
釣りのポイントに行く途中に、高さ10メートルの岸壁から足を滑らせたらしい。警察はそうみている。
それは今月1日の出来事で、いたずらの好きな江口さんのことだからきっとこれはたぶんエイプリルフールだよ、と誰もが言って小さく笑ったけれど、残念ながらそれはエイプリルフールではなかった。
その証拠に僕らはきょう、江口さんの葬式に行った。
還暦近い、立派なひげを蓄えたオヤジたちが声を上げ肩を震わせて泣いていた。

江口さんは死んでしまったが、江口さんが書いた本は僕の手元にある。
「不知火海と琉球弧」。
江口さんが九州の沿岸を歩き、奄美や沖縄の島々を渡り、たくさんの人々と会い、話をし、笑い、生きた記録だ。
この本が熊日出版文化賞を受賞したとき、江口さんは本当に嬉しそうだった。大学生の娘さんと喧嘩して、仲直りしたときのように無邪気に笑っていた。

「参ったな」
熊日の文化部長が何度もつぶやいていたよ、江口さん。
僕もそう言うしかない。
死んでしまうなんて、参ったよ。
江口さん。
参ったからもう一度、笑って欲しい。
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2008年03月28日

「ドライヤーは、いらないよ」

デイタイムは分単位、追い込んでくると秒単位でたたみかけられる仕事をしていると、とにかくほんの少しでいいので気を抜く時間が欲しくなります。そういう意味で出来る限り確保したいのが昼食時間。
食べることが目的と言うより、一人になりたい。とにかく私を放っておいて!という時間が欲しいのです。1時間とは言わない。30分でいいから。ぼーっとしながらご飯食べてコーヒーを飲む。大切な息抜きタイム。

で、とあるカフェでランチ食べていたのですが、隣のテーブルに座った若い女性2人の話が聞こえてきます。私の並びの女性はよく見えませんが、反対の席に座った女性は、高校生くらいでしょうか。割と大柄でボーイッシュなショートヘアにすこしおっとりした顔。
話に夢中になっているので、隣のおっさんのことなど全く見てません。言葉遣いから、このおっとりした子の方が後輩のようです。
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posted by 紅灯 at 20:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月17日

会費制じゃないパーティ

仕事関係でおつきあいのある、某美術団体のパーティに呼ばれて行ってきました。
人見知りする性格なので(うそだ!と思った方、本当です)、パーティの類は苦手ですが、仕事とあれば仕方ありません(などと言いつつ、本当は記念品として全員に配られる出席者のイニシャル入りの肥後象眼が欲しかったとは口が裂けても言えません)。
ただ、直前になってハタと気づきました。
手ぶらで行っていいんだろうか?
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2008年03月07日

そして謎は‥‥楽天シリーズその4


楽天側が言うように、「同じカード番号で決済できたり決済できなかったりすること」が果たしてあり得るのか、カード会社に電話してみました。
応対してくれた人は、前回問い合わせたのは違う人なので、これまでの経緯をまず説明するのが何とも大変だったのですが(というか、説明することを考えるだけでうんざりしたんだけど)、とりあえず事態を理解してもらいました。
で、結果から言えば、その答えは「ある」ということなんです。

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2008年03月06日

謎が謎を呼ぶ 楽天シリーズその3

さてさて、最近私を悩ます、というかいい加減うんざりしてきた楽天シリーズですが、返事が来ました。都合やりとり7回目。ですが、内容を見ると、今回はようやくちゃんと調べてくれたようです。
ただ、今回は非常に驚きました。

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2008年02月29日

続・楽天さん、ちゃんと読んでよぉ

楽天を巡る一件の続きです。
カード会社にも問い合わせ、その結果「カードナンバーが変わっていた」という返事をもらい、でも楽天に変更履歴は残っていないという、どう考えても楽天のカード管理がおかしいよ、なんでこんなことになったの、というメールを楽天に送ったところまでが前回でした。
今度は3日後、返事が来ました。
この怪現象(?)、なんと説明するんだろうと興味津々メールを読んで、再び仰天。
まさに文字通り天を仰ぎました。
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2008年02月24日

楽天のカード管理はどうなっているのか?

どうにもこうにも腑に落ちないことを今回は書いておきます。
楽天をめぐって最近おかしな経験をしたのです(というか進行形)。

今月16日、楽天の、とあるショップで買い物をしました。
支払いは楽天に登録してあるクレジットカードです。
ところが翌日、ショップから「登録カード情報にエラーがあった」ということで決済できなかった旨のメールが来ました。
私も心当たりがありませんから、まず、楽天の登録カードを確認しました。
すると、カード番号が違っていたのです。カード番号は一部しか表示されていませんが、表示されている部分でも、末尾の数字が違っています。

で、すぐに修正して登録しなおし、ショップに連絡するとともに、楽天に問い合わせをしました。
普通考えられないことですので、何らかのシステムエラーか何かだと思いますが、ひょっとしたら悪意ある第三者が介在している可能性もなくはありませんし。
まあ、「それはおかしいので調べます」くらいの返事が来ておしまいだと、そのときは簡単に考えていました。

ところが、楽天から全く妙な返事が来たんです。
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ラベル:楽天
posted by 紅灯 at 15:32| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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