2008年03月23日

ゴディバ・コーヒー


この世にあることは知っていても、まあ自分では試さないだろうということは数々あります。
嫌いじゃないし、むしろ何となく関心はあるけど別にそんなことしなくても十分楽しく生きていけるしさ、みたいなこと。
私の場合なら、マラソンするとか、ガンプラを作るとか、アボガドを食べるとか、そういうことがすぐに挙げられるのですが、「フレーバーコーヒーを飲む」というのもその中の一つでした。
元々香りのあるものに、別の香りをわざわざつける必要はないじゃないかと思うわけです。紅茶だって、アールグレイ以外はあんまりフレーバーティは好みません。なんてすぐに「アールグレイは可」などと言っているので結局のところ説得力はまるでないんですけどね。

というわけで(どんなわけだ)、要するにフレーバーコーヒーを飲む機会に恵まれました。
ゴディバのコーヒーを戴いたところ、その半分がヘーゼルナッツとクリーム・ブリュレのフレーバーコーヒーでした。
そもそもゴディバがコーヒー出してるなんて知りませんでした。チョコと、せいぜいアイスクリームくらいしか味わったことがありません。私、酒好きですが甘いモノにも目がないので、ゴディバのコーヒーとはどんなものか興味津々です。

ヘーゼルナッツのコーヒーを開封。
開けた途端に強烈な香りが周囲に広がります。本当に強烈です。
私、仕事場で開けたので、思わずパニックになったくらい。
よくサイトリンクの注意書きに「音が出ますので注意」というのがありますが、これは「香りが強烈なので周囲に注意」という但し書きがあってもいいくらい。近くにいた人がみんな振り向きました。
「いやいや、はは」などと意味不明の照れ笑いなど残しつつ、紙フィルターに移し、ドリッパーにセットして給湯室へ。
湯沸かしからちょろちょろと熱湯を垂らして腕を組み待つことしばし。
自宅のキッチンならともかく、仕事場の給湯室というのも場違いなことこの上ない気もします。

この間も香りはさらにパワーを増して立ち上り続けます。
給湯室に入ってきた人は誰でも「えっ」という顔できょろきょろ。私がコーヒーを入れているのはわかるのですが、明らかにコーヒーの香りとは違う香りなので、とまどっているわけです。
でまた「いやいやあはあは」。
なんだか脇の下に汗をかいてきましたよ。

そんなこんなでやっと完成。深煎り独特の艶のある漆黒色ですが、何とも言えない透明感があって見るからにうまそう。口に含むと……。

ああ、これは。
パイプ煙草の味だ。

コーヒーが喉を通過して、鼻へと戻るこの香りは紛うことなくパイプ煙草の香りでありました。
今は煙草をやめてしまいましたが、このうっとりする香りは忘れもしません。パイプ煙草独特のバニラ香、ヘーゼルナッツ香です。
コーヒーそのものも、甘い香りに対抗できるしっかりした苦みがある反面、酸味を抑えてあって、香りとのバランスがとてもいい。深煎りの焙煎もいわゆるヨーロピアンローストというやつで、しっかりとコクを出しています。

それにしても、これはなかなか。
煙草をやめた後、紙巻きを吸いたいと思うことは全くなくなりましたが、時々パイプや葉巻の味を思い出すことがあります。
たまには味わってもいいかなあ、なんて思っていたのですが、このゴディバ・コーヒーがあればいいじゃないか、と思ってしまいました。

世間一般のフレーバーコーヒーの楽しみ方とはかけ離れている気がしますが、元愛煙家の方、いかがですか。




posted by 紅灯 at 17:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 酒・料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コーヒーとタバコは切っても切れない仲なのですが、一度にそれが楽しめるんであれば禁煙に失敗しかけている私にはとてもいいかもしれませんねー。

探してみよう。
Posted by 摩沙豆 at 2008年03月24日 20:12
コーヒーと酒がこの世にある限り禁煙なんて無理じゃと思ってましたが、何とかなるもんです。といってもまだ2年3ヶ月ですが。
Posted by 紅灯 at 2008年03月24日 21:11
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