「のび太の〜」は、要は敷金を取り返すまでのリアルタイムな記録に過ぎなかったんですが、幸い好評を持って迎えられ、メモパッドとフリーftpだけで作った零細サイトとしては破格のアクセスをいただきました。
様々なメディアでも取り上げられ、テレビ局や新聞社から取材を受けたり、残間里江子さんの昔のサイトで激賞されたり。
雑誌「ポパイ」では、見開き2ページに漫画化されたりもしました。ちなみにこのときのポパイの表紙は、福山”ガリレオ”雅治さんで、これ以来我が家では、私は「福山雅治と一緒の仕事をした」ということになっています(福山さんごめんなさいごめんなさい)。
それはともかく、ありがたいことに「続きが読みたい」とか、「もっと書け」とかメールをくださる方が今もいらっしゃるんですよね。
私はその後、徳島→東京と引っ越しし、今は一巡りして再び熊本にいます。幸いその後は、おかしな大家に巡り会うことなく、それ故裁判所のお世話になることもなく、つつがなく小市民生活を送っています。
ですので「のび太の敷金返還奮戦記・新たなる序章」とか「ケロロ・敷金返してもらうであります」とか、そういうのは書きたくても無理です。
が、当時とは裁判のシステムとか社会状況も多少変わってきていますので、補足がてら、つらつら必要と思われることはこの場で書いていこうかなと思っています。
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というのも、私熊本在住で猫を飼っていたアパートを先月出たところ、汚い、臭いの一点張りで敷金10万+7万を請求されました。13年住んでいたので、壁紙等の耐用年数はとっくに過ぎているにもかかわらず、全額こちら負担。
今激戦中です。簡易裁判になる可能性大です。その不動産や曰く、「法律は法律、今まで払わない、なんて言った人はいない」そうです。
大変ですね。ご心労お察しします。
猫を飼っていたのなら、裁判では認めるところは認めた方がいいですよ、裁判官の心証もありますしね。まあしかし、この手の不動産屋、全国的には減りつつありますが、まだ熊本は結構あるんですかね。
がんばってください。
6年住んだマンションを来月明け渡す予定ですが、動物飼育不可のところで猫と住んでいたので、何を言われるかとても怖いです。壁紙など、耐用年数を考えれば6年だから10%こちらが払えば良いと思うのですが、契約違反をしていた手前、こちらに交渉の余地はないようにも思えて・・立会いが怖いです・・・
お困りのようですね。
でも契約違反は契約違反、敷金は敷金。別の問題です。
ペットの事はちゃんと謝った上で、冷静に話し合いましょう。
まず、ネコによる修復不能なキズなどがあるかどうか。ある場合は最初に認めた上で,それ以外の点について敷金を返して貰うように交渉しましょう。
ネコによる修復不能なキズもないのに、たとえば内装を全部やり返るから敷金は返さない,などと言われたら、それは違うときちんと反論しましょう。
冷静に、論理的に、を心掛けてください。
私も現在、敷金返還でもめておりまして、
とても興味深く読ませていただきました。
私の場合は、オーナーが交渉すら応じないので、
のび太さんと同様に訴訟手続きに入ろうかという段階です。
一度、自動車事故で裁判手前の和解までの経験はありますが、今回はどうなるか・・・。