仕事の関係で時々無理矢理wordを使わせられると、かなりむかつきますから、まあ、信者のレベルかもしれません。一時期、一太郎の聖地と呼ばれる徳島で暮らしたこともあるくらいです(一太郎のために引っ越したわけじゃないですが)。
徳島に住んでいた頃というのが、マイクロソフトが一太郎叩きに血道をあげていた時代であります。
しかしジャストはなかなかへこたれない。社長がヘタレそうなのにヘタレない(失礼)。
で、ある年、マイクロソフトはあっと驚く大胆極まる手段に出ました。これは、世界中で数々の策謀陰謀強権を発動してきたマイクロソフトの歴史の中でも特筆かつ驚嘆すべき手段だったのですが、コンピュータ関係のメディアにはまったく気づかれることなく秘密裏に進めたので、今も実態はエリア51並に知られていません。
いったい世界最大の企業は、徳島のベンチャーをぶっつぶすために何を仕掛けたのか。
徳島と言えば?。そこのあなた、スダチなどとぼけている場合ではありませんよ。確かにおいしいですがね。徳島の人は輪切りにして味噌汁に入れることはあまり知られていません。二日酔いに最高です。
渦潮?悪くありませんが、もっと有名なものがあるでしょう。
そう、阿波踊り。
21世紀を迎える頃、地元の新聞にこんな記事が載ったのです。
「マイクロソフト、阿波踊りを支援」。
毎年熱が入りすぎて100万人も来るのに赤字を出している阿波踊りに、マイクロソフトがスポンサーとして名乗りを上げたのですな。阿波踊りと言えば、徳島人の心の柱。徳島人の誇り。徳島人のすべて。
ここにがっと入り込んできたのですから、ジャストの恐怖はいかばかりだったでしょう。
「なんだって買えるんだぜ」思考の一端を強烈に印象づけた一件でした。
その後、マイクロソフトは社内に阿波踊りクラブを設置、これはスペツナズ並の特殊工作部隊であることは想像に難くないことでございますな。
まじめな話、これ以降もマイクロソフトは上勝町という山間の町と提携をしたり、日本人でも知らないような県に(失礼)、肩入れをし続けているのであります。
写真はマイクロソフトのサイトから転載です。
思い切り話題がそれました。
なんの話がしたかったのかといいますと、macに乗り換えて、一番はじめに困ったのが、日本語変換。
早々にatokを入れたのですが、カタカナ変換、英字変換しようとf7,f10などを押すと、いきなりituneが動作するので困ったなあ、と思っていたわけです。
で、試行錯誤の結果、環境設定→キーボードで、めでたしめでたしという、それだけの話です。よく考えたら別にatokに限った話ですらありませんでしたね。
まあ、それにしても、と話題をatok に持って行きますが、もうジャストはmac向けの一太郎は出さないのでしょうか。ジャストの規模ではコストが(リスクも)かかるのでしょうが、私がmac の世界に足を踏み入れてみるとやっぱりもったいないなあと思います。mac界って意外と日本語ワープロの選択の余地がないのですね。
縦書きのできないpagesは論外。egwordは、これは意外に大変よろしい、縦書きが美しい、すばらしいと使い始めたのですが、うーん、どうでしょう。ワープロソフトというより、多機能なエディタに近い気もする。
wordはどこまでいってもwordですしね。
この状況なら、一太郎はmac界を掌握することも不可能ではない気もするのですが。
ま、阿波踊り争奪戦の行方の方がおもしろいから、それはそれでいいんですが。

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