2009年03月01日

京都シリーズ 「C,A,D」

人のつながりとは面白いもので、京都のFさんご夫婦とは私の寄港地、コロンで偶然知り合いました。
奥さんが九州の方で、帰省をかねての旅行という感じだったのでしょうか。
爽やかで落ち着いた人柄にすっかり意気投合、「京都でまた会いましょう」という話になりました。

ご主人は会社員をやめて5年前からジーンズリペアの店を開いています。
錦市場のすぐそばにあるその店は、ミシンや糸、そしてたくさんのジーンズが整然と片付けられて、Fさんの人となりがよくわかります。
仕事の手を止めて歓待してくれたFさんが勧めてくれたのが、この「C,A,D」というBarです。

場所は祇園。あの「一力」のすぐ近くというまさに祇園ど真ん中。
当然町屋です。木の格子の向こうにグラスが並んでる。
ところが店内はオーセンティックな雰囲気ではなく、コンクリ打ちっ放しの床に、鉄のストール、カウンターはメタルを埋め込んだ無骨なものが2列に並んでいるという、ロックバーといっても不思議ではない感じ。
バーテンダーのMさんは30代半ばくらいの温厚そうだけど意志の強そうなしっかりとした顔立ち。
グラスを重ねるうちにすっかり打ち解け、携帯番号を交換する頃にはすっかりいつもの酔っぱらいに。
と、「こんばんはー」と入ってきた客をみると、舞妓さんが二人。
振り袖に白塗りのそのままの舞妓さんがカウンターに腰を下ろしてます。
やはり仕事のあとそのまま寄る舞妓さんや芸妓さんが多いそうですが、「素」の(すっぴんのではない)舞妓さんたちに会える珍しい機会となりました。
舞妓さんと言えばそりゃもう日本酒でお猪口でしょ、というイメージですが、ここはバー。オールドファッションドグラスを片手にウォッカなんぞをくいっとあおり、「ねえ、今ね、インドに行ってみたいの」などと普通にはしゃいでいる姿は、やっぱり普通の女の子。

ディープな京都、知れば知るほど面白い。






posted by 紅灯 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒・料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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